ノーノー。

〈5/24 阪神 0-1 巨人(甲子園)〉

勝:戸郷
敗:及川


そうなんです。


ヒットが出ない。


(クレープ食べよ)


あるにはあったチャンス。


それがなにか。


現場からは以上です。

プロ二度目の先発登板の及川。
初先発は、昨年のリーグ優勝翌日のブルペンデーでの単なる1番目としての起用だったから、実質はこれが初めての先発。

ノーノーやってしまうような戸郷と、やられてしまうような打線とのはざまで、崩れることなくしっかり投げてくれていたが、5回途中、アクシデントにより降板マメがつぶれたということでしばらくはまた投げられないようで、残念ではあるが大きなアクシデントでなくてよかった。
また戻ってくるね。

このアクシデントに登場したのが、漆原。
泉口に打たれ先制を許した直後流れも悪く難しいタイミングでの登板だったが、後続を断ち、イニングを跨いでのピッチングには、最大級の賛辞を送りたい。
ベンチの仲間からの出迎えに、歯を見せないながらもにっこり笑顔になったと、私の隣でにわか漆原ファンがニッチな喜びを見出している。

この漆原に続いて登場した岡留、富田、浜地も、みんなまた素晴らしかった。こうして抑えてゼロを繋いでくれるたくましいリリーフ陣には頭が下がるし、勝ちパターンでないということにまだ理解が追いつかない。いやもう、本当にすごかった。ピッチャー「は」ね。

9回裏。
勝てなくてもいい。ただ1本、ヒットを打ってくれ――
普段はそこまで声を張らない内野のお客さんまでもが総出の大応援。
ノーヒットながらランナーを2塁まで進めた近本の打席甲子園のボルテージは最高潮に。
ヒットどころか同点まで見えてきたから、なおさらすごかった。

大差負けでも1点負けでもノーノーでも、結果は同じ1敗。
自分に言い聞かせてフラフラで家へ帰ってきたけれど、まだ悔しい。

5年前、ナゴドで大野雄大のノーノーも見た。
あの試合はまだ大野雄大を素直に祝福できたんだけどな。

甲子園ではあかんでしょ。それも巨人相手に。

ギィィー!ぬぉぉぉー!ぐあぁぁああ!

[今日のノイジー]


かっこいいビオフェルミン号をかっこよく撮れたと自慢してくる、くだんの漆原ファン。

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