〈4/18 阪神 2x-1 広島(甲子園)〉
勝:西勇
敗:栗林
カープのビジターユニ、ほんとに背番号見えないね。話題になってたけど他球団のことだし好きにすりゃええわいとそれほど気にとめてなかったのに、今日、テレビで見てても誰だかパッとわからなくて地味に困った。
背番号って最低限必要な機能、チーム内でも困らないのかな。(困るじゃろ)
さて。
打線は相変わらずのストレス溜まる残塁やらかし放題で、雨にも降られ、今日も西勇輝は無援護。
向こうの九里も同じく。二人ともあまりに不憫だ。
崩せそうで崩せない、ちゃんと要所で抑えてるってのはすごいことなのだけど、それやられた側でもあるからもうな…
野手のことはさておき、先発・西勇輝のピッチングがすごかった!
自ら好フィールディングで送りバントのランナーを2塁で刺したり、回を追うごとに気迫が満ちていた。
9回表、二死3塁。4番マクブルームに、首を振って投じたチェンジアップが打たれ均衡が破れた。
それでも後続は断ち、9回を投げ切って帽子を深くかぶってベンチへ戻った。あの三振は震えた。
西がやれることは他にはないのだ。
だけど、西がやれることは全てやったのだ。
だから、西には今日だけはどうしても勝ち投手になってほしかった。
9回裏、点がとれなければ128球の完投負けとなる。
チームとしてそんなことあっていいわけがないのだ。
そんな中で迎えた9回裏、この日ヒットのなかった梅野がヒットで出塁した。バッテリーを組んでいてさぞかし歯がゆい思いもしただろう。
ランナーが出たことで、甲子園の声援が大きくなった。
そして、今一番期待の持てる木浪が初球を打って2,3塁。
スタンドのボルテージは最高潮に。
代打なべりょは三振に倒れたが、打順は1番に回った。
近本はカウント3-1となったところで満塁策。
勝負の場面は中野に移った。
ファウルで粘る中野。早く決めたい抑えのマウンドの栗林も根気強く投げた。
そして、9球目…
レフトが追う、その先に打球が跳ねて…!!
中野が勝ったーーー!!
西が勝った!!!!
よかった。本当によかった!
西に勝ちがついて本当によかった!!
[今日のノイジー]
サヨナラの歓喜の輪の中に、バッティンググローブをはずしながら加わる笑顔のノイジー。
そうか!中野の次に決めたかもしれないのか!(笑)