必勝パターンで逆転負け

〈5/17 ヤクルト 2x-1 阪神(神宮)〉

勝:大西
敗:岩崎

一死2,3塁。
オスナがライトへの犠牲フライを放ち、ゲームセット。
9回のマウンドにいた岩崎は、神宮のスタンドのファンの前をうつむいたまま歩を進め、ベンチへは寄らずそのままクラブハウスへと姿を消した。

今日、岩崎の調子は良くなかった。
先頭山田哲人にはストレートのフォアボール。
4番村上は高めの直球にバットを出してきて、あわやサヨナラ逆転ホームランという当たりだった。
中村がうまいバッティングを見せセンター前へ落とすと、犠牲フライで同点の状況で青木が打たないわけがない。
ベンチが満塁策をとらなかったのにはどんな理由があったんだろう。

岩崎で打たれれば仕方ないと思っている。
どんなに優秀なクローザーだって今日みたいな日はある。
また切り替えて朝を迎えてほしい。

試合後にベンチで充血した目をして藤井バッテリーコーチと話し込む坂本誠志郎も同じだ。
はよ寝ろし。

8回裏、ファウルで粘る山崎と湯浅・坂本バッテリーの対決にはしびれた。
何を投げるか、どこに投げるか、次の1球にドキドキしながら、ファウルにされ、それでもストレートで押していった。
決めたのはド真ん中と言っていいストレート。
全く反応できなかった山崎は、敷田球審の卍ポーズを見る前に背中を向けた。

となると、4安打、ソロホームラン1本の得点で静かだった打線だ。
糸原が今季1号HR。 日曜日のとは違いゆっくり走ってさぞかし気持ちよかっただろう。
だがチームの得点はこれでおしまい。
結局そこだ。
そういうことなのだ。

寝る。

[今日のマルテ]

4回表。ヒットで出塁したマルテ。
佐藤輝明の打球はセカンドへのゲッツーコース。
もうアウトなのに一走マルテはセカンドベース遥か手前で不思議なスライディング。あれ、なんだろう。

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