4番大山

〈10/8 ヤクルト 4-1 阪神(神宮)〉

勝:奥川
S:マクガフ
敗:高橋

昨日、脇腹から背中あたりのところにロメロの150キロをくらった大山。
相当な痛みがあるはずだし、心配なのは次の日のバッティング。

今日、4回表の打席。
珍しく奥川がボール先行で3ボール。だが大山は見ることなく次の4球目に空振り。見逃せばボールだったかもしれないし、次の5球目もそんな球だった。これはファウル。
2球続けてバットを振った大山のスイングにデッドボールの影響など微塵も感じられなかった。
そして6球目、高め外のストレートに踏み込んで、思い切り振り抜いた。
打球はライトスタンドへ消え、ホームランになった。
あの踏み込んでいく姿こそ、大山がキャプテンであり4番だと証明できるような打席だった。

4番には資格がいる。ただ打てばいいってものではなく、チームメイトからの信頼と尊敬の念を得ているか。
やっと、ずっと待っていた生え抜きの4番というやつに、大山がなったんだ。
大山が4番で優勝したい。
今日の敗戦で難しくなったとはいうけれど、不可能ではない。

[今日のマルテ]

2019年8月10日。
大山の代わりに4番を務めたのがマルテだった。
サヨナラホームランでヒーローになった大山のお立ち台の様子を、通路から一人見守っていたマルテの姿が忘れられなくて、最近とてもよく思い出す。

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