〈8/25 阪神 5-1 中日(甲子園)〉
勝:高橋
敗:小笠原
理想のゲームって、どういうものかって考えたことなかったけど、そやな…今日みたいなのは、理想に近いかもしれない。
エースが好投して、打線がそれに応える。
守備でもピッチャーを盛り立て、ケガなく全員が笑顔で試合を締めくくること。
三連発とか、ノーノーとか、華やかな記録がなくても…いやたまには欲しいけど、強いチームはこういう試合の積み重ねじゃろ?と。(想像の世界)
今シーズンの木浪の守備、本当にうまくなった。昨シーズン終わりから、徹底的に練習したって木浪自身が言う通り、ただ球際が強くなったっていうだけじゃなくて、ボールを捕ることへの執念が違うというか。
練習したらうまくなるって、努力は実るんだってことを、木浪はプロの野球選手として証明してくれている。
こういうの、なにも野球選手じゃなくても励みになるんだよ。
今日のショート後方の打球を追ったプレーは、ファインプレーだった。
しかし捕球したあと顔面を打ち付けそのまま裏返しになってブリッジした格好になったので、まず首を心配した。あのままもし立ち上がれなかったら、選手生命すら危ぶまれるような大怪我だ。
上本が木浪のグラブからボールを受け取って、その左腕を地面にゆっくり降ろしてやる様子や、担架が大急ぎで運ばれてくる様子を見たあの時間は、悪夢でしかなかった。
だから立ち上がってくれて心から嬉しかった。木浪が大丈夫そうで良かった。
あんなに練習して、必死にボールを追った一生懸命の結果が野球を奪うなんてこと、あってはならないのだ。
3番に入った陽川の犠牲フライやタイムリーも、サンズの勝負強いバッティングも、ボーアの2ランも、みんな素晴らしいものだった。
積極性が見える走塁も。小幡くんプロ初盗塁おめでとう。
もちろん、8回を投げた遥人のピッチングがあってのものだ。「29」の背番号が頼もしい。
そして、木浪が無事で。
ナイスゲーム!
[今日のボーア]
ホームラン打って、ベンチの祝福受けて、さぁカメラに「ファイアボール」!
ボーアちゃん違う!それサンテレビのカメラ違う!
(GAORAだった)