〈7/30 阪神 7x-6 中日 (甲子園)〉
勝:浜地
敗:岡田
試合後の矢野監督インタビュー。
「監督として勝ったということは思いっきり喜びたいんですけど、片やもう一人の自分、これで喜んでいいのかという自分と両方いるような試合でした」
はい。矢野監督は喜んじゃダメです。迷いなく。
1試合4失策はもう笑えない。
エラーがつくものもつかないものも序盤から盛大にやらかしてた。目立ったのは糸原とソラーテだ。
糸原は盗塁のジャッジを巡ってベンチにリクエスト要求したが、球場全体でそのタッチの甘さを何度もリプレイ検証する羽目となるなど、わりと地獄。タイミングは余裕アウトだっただけに、何を見せられているのかとこっちまで辛くなった…判定はそのままセーフ。
選手のミスに輪をかけて辛いのが、試合終盤の守備変更だ。
8回、PJに一時的とはいえ敗戦を負わせるなんてね、もうね、ガオーさん呼んでくる。
守備固めどころか守備緩めになってるの、ずっと気になってる。
ソラーテは、土の甲子園のグラウンドを守るのが初めてだ。今日のショートの守備ではミスも目立った。
そのソラーテをセカンドへ。セカンド糸原はサードに向いてないと思うのだけどまたサードへ。なんとか無難と言えるのは大山のファーストぐらい。
代わったショート植田海のところへの打球で内野安打とされ勝ち越されるのだから、タイガースファンはみんな「知ってた」となる。
守備がいくらヘタでも、その代わりわてらめっちゃ打ちますねん!…というなら話は別だ。
ところが、勝負どころで今日も打てない。15安打だから打ったほうなのだけど、勝ち越しは1点止まり。
・1点しかリードしてはいけない。
・2点以上のリードは負けとする。
甲子園だけきっとこんな特別ルールで運用されたんだろう。
両チームとも、忠実にこのルールに則り、シーソーゲームを展開してみせた。
な?監督は喜んではいけない。(繰り返し)
しかし!タイガースファンは別だ!
浜地の初勝利と、近本の初4安打と、ソラーテの球団通算8000号のメモリアルアーチと、ポール直撃のセクシー逆転サヨナラ2ランホームランと、あと、7回表の岩崎の好リリーフに、しっかり喜ぼう。
ガルシアに勝ちがつかなくて、本当に気の毒なのだけど、交代後のベンチであんなに踊ったりガッツポーズしたり、残念がったりして一緒に参加してくれているの、次こそは、って思うよね。ね?ね?もしもーし!も、もしもーーーし!!
ソラーテの「アリガト!アリガト!アリガト!」が幸せ満開。
いや、なんだかんだでグダグダなようで、実は面白かった!(笑)
監督も一人になったらこっそり一瞬だけなら喜んでもいいよ(笑)
[今日のマルテ]
6回裏、サードコーチャーの藤本コーチの制止を完全無視し、1塁から長駆暴走、生還(笑)
褒められたものではないけど、マルテに藤本コーチの制止は全く目に留まらなかったのなら、藤本コーチも考えたほうがいい(笑)