〈10/8 ヤクルト 6-5 阪神 (神宮)〉
勝:ブキャナン
S:石山
敗:才木
「7日、今成亮太選手、西田直斗選手に対して、来季の契約を結ばないことを伝えましたのでお知らせします。」
―阪神タイガース公式サイト
二人とも今年も一軍昇格の機会はないまま。
今成は捕手からの三塁手転向。守備固めで起用されるようになるほどうまくなった。打席ではマエケンをやたら打っていたのが印象的。
器用な選手に違いないが、グラブを3つも用意して球場入りするなど準備を怠らず、プロ意識の高い選手だ。
ファン感でのエンターテイナーぶりはファンみんなが知るところ。
西田は、8年間で一軍の出場は1試合にとどまった。
昨年は、育成選手でのスタートとなったが、支配下登録へ復帰。あのとき私嬉しくて、きっとまたチャンスがあるって楽しみにしていたのだけど、そのままになっちゃったな。
チャンスをもらえる選手ともらえない選手の差ってどこにあるんだろう。
この日神宮は、ヤクルト松岡と山本の引退試合。
松岡は、勝ってても負けててもたくさん投げてた。
最初は、タイガースが松岡を苦手としていないというか打てているイメージがあったから記憶したのだけど、そのうちあんまりたくさん出てくるし、4回ぐらいで先発降りたりすると、よし松岡の出番だなって、いつからか背番号「21」が登場するのが嬉しくなってった。
馴染み深いというか、後ろ姿で判別できるぐらいには松岡好きになってけど、顔をまじまじ見たのは初めてな気がする。
引退セレモニーでは目に涙。お疲れ様でした。
3回、糸原が自打球を顔に当て、打席の途中で交代した。心配…
全試合出場はさせてあげたいし、してほしい。。
ヤクルト先発ブキャナンが10勝をかけてマウンドに上がった。
先の松岡と山本の引退登板もあるから、小川監督には難しい采配だったと思うけど、6回までタイガースの得点はセカンドゴロの間の1点のみ。
なぜか先発で投げている才木からヤクルトは6点をとって早々にマウンドから降ろしていたから、余裕をもって試合展開できたはず。
…だったが、タイガースは8回、3連打で1点差にまで迫った。なんてことすんだw
ブキャナンは欲しかった「あと1勝」が風前の灯となるのをどうすることもできず、ただベンチから祈るだけだったが、なんとか石山で逃げ切った。
ヒーローインタビューで、長男誕生、パパとしての初勝利、と話を振られると突然泣き出した。
無事に産まれてきてくれたことと、奥さんへの感謝の気持ちで高ぶってのことなのだけど、私が思うにあの8回のタイガースの謎の猛攻から解放されて安堵したのもあるんだって絶対。
泣かしたったと思わなやってられん。
2018年阪神タイガース17年ぶりの最下位確定。