〈4/8 阪神 7-9 中日 (京セラドーム)〉
勝:又吉
S:田島
敗:マテオ
隼太のヒゲ問題ですが、あれは、どれだけ腹話術の人形になろうとも1本ヒットが出るまでは剃ってはならないという、あの伝説のヒゲ行なのではないかという一つの結論に至りました。
それなら隼太がヒゲを剃れるその日まで、彼のヒゲ行を見守ってまいりたいと、思いを強くした7回裏だったのでした。
代打で登場したヒゲ氏は、粘って8球目、貴重な四球をもぎ取った。
これが4点差をひっくり返す猛攻に繋がった。長いこのイニングは、隼太の二度目の打席を招き、そして……ヒゲ行はまだ続くのであった。
さて。
能見さんが初登板。
スタメンマスクをかぶったのは坂本!!
チャンスをもらった坂本は、今季初打席で二塁打を記録し、明大同級生の高山が坂本を還すなど、目を細める活躍。高山が。高山かい。
能見さん。立ち上がりが鍵だが、初回三者凡退の最高のスタートを切った。コントロールよくコースも決まってた。
けど指先を気にする仕草…あぁっ、またズボンで血拭いとる(T_T)
5回途中、満塁のランナーを残し、降板。
また爪でえぐったんかな…顔色ひとつ変えずにクールな表情でマウンドに立っているけど、実際のところはめちゃめちゃ力入っている。
左のポケット当たりに指をやるときはだいたい赤いのが点々としてる…。
能見さんにエラーがついたがあれどうなんだろう。お手玉しそうになってたけど最後まで持ってたように見えた。ロサリオの送球も簡単なものではなかった。能見さんの足がベースから離れていたかどうかまで私には確認するすべはなかったのだけど、失策だと責める前にリクエストは考えられなかったのかな。この回能見さんが崩れたきっかけは指先だけのことだったのかな。あれは私には精一杯のプレーに見えたんだけどな。
後を継いだ石崎も今日は乱調。中日のビッグイニングにしてしまった。4点差とされ、そのうえ「危険球」で退場。大野奨がしゃがんで避けたら頭に当たったので、退場というのは微妙だなと思ったけど、これは言えない。
だけどこの日はその4点差を逆転。7回裏。
又吉がなぜタイガースをあんなに苦手にするのか分からないけどそれはまぁそのままでいいや。打線大したことないのにな。(あっ)
そして逆転に成功したあとの8回。連日満塁のマテオが今日はとうとうつかまった。
逆転、また逆転と、粗いゲームになってしまったが、岩崎と高橋のピッチングには救われた。
本当言えば、岩崎も高橋も負けているところで投げてもらうような選手ではないのだけど、ベンチ入りのメンバーは頼もしい面々ばかり。
甲子園で出直そう。
[今日のロサリオ]
石崎の乱調にマウンドに集まったところで、石崎と坂本の間で肩を抱き声をかけてくれた。
ポンってしてくれるだけでもいいけど、こうやって肩を組んだりしてくれるのって、ちょっと落ち着く気がするんだ。
本当ナイスガイ。