「タイガースにもチアガールがいたことがあったよ。たった1年だけどね。」
と、いつもお世話になっているある女性から教えてもらったのが、確か今から2、3年前ほど前のことでした。
全く知らなかったことなので興味津々で聞いていたら、その話をしてくれた彼女こそが、元祖チアガールだったと知り、本当に驚きました。
チアガールは、1978年に結成され当時は注目を浴びるも、チームは史上初の最下位。
そんなこともあって、たった1年限りで消滅。
縁起悪いなんてひどいこと言う人もいたらしい。チアのせいじゃないのにね。
昨年の冬。
『36年ぶりチアガール復活』
という新聞記事を目にしました。
そこにはチアガールのモノクロの写真も掲載されていました。
「◎◇★※△!!」
間違いなく、あの人です。今でも面影の残るキュートな笑顔。
慌てて画像を送ると、
「どこで見つけたの(笑)」
という返信が。
聞くと、当時のユニフォームをまだ持っていらっしゃるというではないですか。
これはもうかなり見せてほしい。
見せて見せて見せて見せて見せて!
としつこい私に
「写真送るよ」なんて言ってもいただいたのですが、私はこの目で見たかったし、触ったりしたかったので(笑)、「私が撮りに行ってもいいですか!?」と半ば強引に押しかけたのでありました。
今日は、私が見せてもらったたくさんのユニを、ここでお披露目したいと思います!
まず一つ目。タンクトップとミニスカート。
この年、阪神タイガースのユニフォームを手がけたのはデサント社。
チアのユニフォームにもデサント社のロゴが入っています。
…関係ないけど…ウエスト小っちゃーい!(笑)
寒い日はブルゾンも着用したそうです。
腕のところには、「輝流ライン」と呼ばれた黒のギザギザ模様のラインがありますね。
ワンピース!シンプルだけど、これは体のラインに自信がないとムリ…
個人的にこのタテジマのユニが好きです。ホットパンツが元気でいいな!
応援ユニにしたいぐらい!
実際に見せてもらって、まず第一に、その種類の多さに驚きました。
それから次に、なんて綺麗なんだろう!ってこと。
色褪せもせずシワひとつなく、とても大切に保管されていたのがよくわかります。
軽々しく「見せて!」なんてお願いしたけど、これらは彼女の一生の宝物…ちょっとしんみり。
このユニたちを目の前にすると、ドキドキしました。
甲子園を彩った光景が目に浮かぶようでした。
とても、とても、素敵でした。