夏の甲子園の夜空に才木コールとテルのホームラン!

〈7/26 阪神 2-0 DeNA(甲子園)〉

勝:才木
敗:ケイ

後半戦スタート。

タイガース3安打、はわかる。超のつく難敵ケイが相手だ。
しかしベイスターズの4安打というのは、嬉しくも意外だった。前半戦コントロールに苦しむことの方が多かった才木が素晴らしいピッチングを見せてくれた。

スタメンでは4月1日以来となる坂本とのバッテリー。あの日は7安打4失点、6回途中で降板。才木にとっての“開幕ゲーム”が悔しいものとなっていた。
だからこのバッテリーで、同じベイスターズ相手に、それも後半戦スタートという日にやり返すチャンスをもらえたこと、やり返してくれたことは本当に嬉しい。

しかしまぁえらい長いことかからはったけどね(笑)
そして坂本のリードうんぬんの前に、才木自身がただただめちゃめちゃよかった(笑)

危なかったのは6回、二死3塁での4番牧の大飛球。
やられたと思った。
強く吹いていたという浜風のせいであそこまで伸びたのか、それとも浜風のおかげで助かったのかどう作用したのかわからないが、ハマスタなら間違いなくスタンドインしていた当たりだった。

もうひとつ。桑原に3安打を許したところは次回までに対策を。

なーんて言ってもそれらは大したことじゃないと思えるぐらいには才木が本当によかった。
9回のマウンドに上がる才木に甲子園の大観衆の才木コール。
「きたなー!」と思ってたということだから後押しになってたようで何より(笑)
116球、無四球での完封勝利に、戻ってきた才木の笑顔。
たまらん。

さぁ攻撃。
初回のベイスターズ内野陣のミスをしっかりモノにした大山のバッティングは讃えたい。
詰まった当たりではあったが、ケイのインコースに見事な対応だったと思う。
「前半戦の最後の試合に僕のエラーで迷惑かけてしまったので」とヒーローインタヒューで口にするところが大山らしい。
この先制の1点は大きかった。

ただここから快音聞こえぬ打線。打てなくてもどかしくはあったが、ケイからは3つの四球を選び、全員で球数を投げさせた。
試合が終わった今、全てはあのホームランのためだったのかと思えるぐらい。

牧の大飛球がフライに終わったその裏。
佐藤輝明が打席に入った。
テルは躊躇なく、ケイの1球目を強振。
バットに当たった瞬間テレビの前で「行った!!」と大声が出た。
浜風に乗せるようなレフトへの打ち方ではなく、正攻法の引っ張りだった。
浜風と喧嘩しては負けていたことも同時に脳裏に浮かんではいたものの、入ると思えた。
オールスターで見せてくれたハマスタの特大ホームランも驚いたが同じくらい、いや、それ以上にとんでもないホームランだった。
テルに招待された地元の少年野球チームの子たちがスタンドで飛び跳ねるようにしてはしゃいでいたが、そう、これを見たかった!グッジョブサンテレビ!(笑)
「一応走りました」という自虐ネタで笑わせてくれるこの男は、どこまで魅力的な選手なのだろうか。

素晴らしい後半戦スタート。
暑い夏場を全員で乗り切って、最後まで全員で走ろう。

さぁ遥人!続け!

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