「本物か、AIか」リアルな動画に有権者は?問題点をAIに聞く

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  • 生成AIが作成した画像

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■画像は生成AIが作成した架空のものです

サンテレビの番組NEWS×情報キャッチプラスのコメンテーターで元阪神タイガース投手の井川慶さんが神戸で選挙演説をしている画像をAIに作成してもらいました。

画像は数分も経たないうちに出来上がり、その後画像を細かく修正することもできました。

しかし、「より顔をリアルに近づけてほしい」と要望すると、なりすましや誤認を生むリスクがあること、演説などは印象操作につながる可能性があるとして、これ以上は作成してくれませんでした。

しかし、SNS上では本物か偽物か見分けがつかない画像や動画が拡散されています。

(サンテレビニュースキャスター藤岡勇貴)

■私たちが注意することは?

今回の衆議院選挙では、生成AIによって作られた動画が、非常にリアルだとして問題になっています。実在する候補者が実際にはしていない発言や行動をしているように見える映像が、SNS上で拡散されているためです。

生成AIは、映像や音声、街の雰囲気まで自然に作ることができ、専門知識がなくても本物のような動画を作れる時代になりました。

その一方で、最大の課題は、事実と区別がつきにくいという点です。選挙期間中にこうした動画が広まれば、有権者が誤った情報をもとに判断してしまうおそれがあります。

また、悪意を持って使われれば、特定の候補者をおとしめたり、世論を誘導したりすることも可能です。

さらに、一般の人が「これは本物か、AIか」を見抜くのは簡単ではありません。注意書きがなければ、誤解が生まれやすいのが現状です。

■上記の【私たちが注意することは?】という解説原稿はAIが作成しました。

AIに「今回の衆院選で生成AIによる動画がリアルで問題になっています。その問題点について、1分程度の台本で解説してください」と私がAIに依頼し、上記の解説原稿を作成してくれました。

続いては私が書いた原稿です。

私も「えっ!?本物?」と思うような動画や画像がSNS上で見られます。

「AIの技術もここまで来たか」と感心するほどです。

世の中が良くなるためにこの技術が使われるならとても素晴らしいことです。しかし、残念ながら人をだまそうしたり印象操作をしようとしたりする技術の悪用も見られます。

ニューススタジオを背景にして実際に報道されたかのような偽動画も見られます。AIが解説した原稿は、まさに問題点の的を射た指摘です。

今後は、ルール作りが必要になるかもしれませんし、今まで以上に慎重に見極める力をつけることも求められると思います。

総務省のホームページには偽情報・誤情報にだまされないためのポイントが記されています。

情報源があるかを確認し、メディアなど他の情報と比べてみること、その情報がいつ書かれたものかや画像・動画が本物かどうかを確かめること、安易に情報を拡散しないようにしましょう。

サンテレビは、今回の衆院選について政見放送と選挙公報(兵庫県内12の小選挙区)のファクトチェックを行いましたが、選挙公報で一部誤解を招く表現が見られたものの、不正確と判断できるものはありませんでした。

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