丹波市出身の彫刻家で、初代「磯尾柏里」として知られる磯尾健治の生涯を振り返る企画展が丹波市の美術館で開かれています。
女性の怨念を描いた能楽の一場面を再現した「道成寺」。
高さおよそ2メートルに及ぶ作品では、緻密な技術で鬼気迫る様子が表現されています。
企画展では、丹波市出身の彫刻家で、初代「磯尾柏里」として知られる磯尾健治からその長男、孫まで、三代にわたって受け継がれてきた作品など111点が展示されています。
彫刻家を夢見ながらも大阪や東京で大工として働いていた健治は、34歳にして地元・丹波で彫刻家としての活動を始めます。
会場には、活動を始めてから亡くなる直前まで制作した彫刻が一堂に集められている他、戦争や関東大震災の時代を生きた経験をもとに、平和な世界へのメッセージを込めた作品も多く並んでいます。
この企画展は、丹波市立植野記念美術館で2月23日まで開かれています。
