巨大地震から歴史的建造物を守ろうと、兵庫県たつの市の寺に地震の揺れを吸収する制震ダンパーが取り付けられ、報道陣に公開されました。
450年以上の歴史を誇るたつの市の徳行寺では、床下に「制震ダンパー」という地震対策装置が取り付けられました。
兵庫県神戸市に本社を置くDUNLOPが開発した「制震ダンパー」は、鉄板の中にある特殊なゴムによって地震の揺れを吸収し建物を守ります。
従来の耐震工事では壁を増やしたり屋根を入れ替えたりする大規模な工事が必要でしたが、この技術では床下だけの工事で耐震性を高めることができるということです。
DUNLOPは、31年前の阪神淡路大震災で工場が全壊するなどの被害を受け、ゴムを使った地震対策装置の開発に力を注いできました。
DUNLOP 松本達治執行役員
「兵庫県で被災した企業として地元で貢献したい。兵庫県で一つでも安心な安全な神社やお寺が増えることを願う。この取り組みはますます続けていきたい」
徳行寺では、今回初めて地震対策に取り組み、この装置によって建物を次世代へ残していきたいとしています。
