世界初の自動運航機能を備えたコンテナ船の実証実験が完了し、世界で初めて商用運航が始まりました。
1月30日、神戸ポートターミナルに到着したのは、自動運航船として新しく建造され、国内の港を定期運航するコンテナ船「げんぶ」です。「げんぶ」は全長134・9メートルで標準的なコンテナを696個を積むことができます。
船を操縦する船橋部と船を動かす機関部を自動化した世界初の船で、自動運転レベル4相当の一定の条件のもと、港への着岸やシステムが導いたルートに沿って自動運航ができるということです。
このプロジェクトは少子高齢化による船員不足やヒューマンエラーによる事故の減少などを目指して日本財団が2020年から取り組んでいるもので、きょうから世界で初めて自動運航による商用運航が始まりました。
「げんぶ」は神戸を出航した後、名古屋や横浜などを経由して東京まで1週間かけて運航する予定です。
日本財団 海野光行 常務理事
「これからこの船が大海原を切って走っていく。そんな形で日本をリードしていってほしい」
人手不足が問題視されている日本の物流業界の救世主となるか、期待が高まります。
