女性から相談を受けた慈恵病院が警察に抗議 死体遺棄容疑で女性逮捕

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1月26日、神戸市北区のマンションで生後間もない赤ちゃんの遺体が見つかった事件を巡り死体遺棄容疑で逮捕された20代の女性から事前に相談を受けていた医療機関が警察の対応が不適切だとして抗議の意思を示しました。

神戸北警察署に抗議の意見書を提出したのは親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」の運用などで知られる熊本県の慈恵病院です。

1月26日、神戸市北区にあるマンションの1室のクローゼットから生後間もない赤ちゃんの遺体がビニール袋に入った状態で見つかりました。

慈恵病院の蓮田健院長は死産してからおよそ20時間後に母親とみられる女性から出産後の対応や死亡届の手続きに関する相談のメールが寄せられたため、女性と赤ちゃんの保護が必要だと判断した他、事件性の有無については警察に判断を仰ぐため通報したということです。

神戸北署は1月27日に女性を死体遺棄の疑いで逮捕しています。

会見した蓮田院長は、遺体をクローゼットに置いていた行為について、「自分で病院に助けを求めており隠ぺいや遺棄を目的としたものではない」と指摘したほか、「女性は痛みで身動きにも支障をきたす状態で、証拠隠滅や逃亡のおそれはなく、逮捕の必要性はなかった」と警察の対応を不適切だったとする認識を示しました。

女性への対応について神戸北警察署の小畑真吾副署長は「法と証拠に基づいて適正に判断したものです」とコメントしています。

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