衆議院解散から2月8日の投開票まで、異例の短期決戦となった今回の選挙について専門家に話を聞きました。
「選挙ドットコム」副編集長の伊藤由佳莉さんは、「高市総理の人気が自民党の票にどう結びつくのか」をポイントに挙げています。
選挙ドットコム 伊藤由佳莉副編集長
「高市首相が19日のあの解散表明会見の中でやはり一番仰っていたところが、明確に私でいいのか。私以外なのかということを問われるということで仰っていました。解散の大義というものが国民の目にとってどう見えるのかというところは一つ注目している」
一方、「選挙ドットコム」の調査では石破総理から高市総理に代わって以降も自民党の支持率は伸びていないと話します。
「自民党の支持率で言うと、石破政権下で解散をされた。2024年の時の水準にはまだ及んでいない。そのあたりは単純に高市さんが人気だから自民党票がじゃあ伸びるのかと言われると、そこは直結していないという状況かなと思います」
立憲民主党と公明党により結成された新党「中道改革連合」については?
「今のところ地道に議席を積み上げるのではないかと見ています。やはり今回の新党の構成自体が最強の組織政党ができあがった。選挙体制としては堅いものを築きやすい」
ただ躍進するかは未知数だと話します。
「無党派層を取れる要素がいまのところあまり見当たらず、選挙戦の後半で票が伸びにくいというところにつながる」
2025年の参議院選挙で躍進した参政党については?
「シンプルに160人擁立はすごいなと思っています。これだけの規模を擁立できるのは地道に地域活動で伸ばしていることの表れと見ています。地方選挙の戦績を見てみても結構市議選でトップ当選というようなことも各地で見られていたので、今回は一つ台風の目にまたなるのかなと思っています」
解散翌日から開票まで、戦後最短16日間の短期決戦。伊藤さんは、メディアやSNSなどで自身の考えとは異なる多様な意見に触れることの重要性を指摘しています。
「やはり情報というものは玉石混交なものがあるということです。投票先をちゃんと選びたいなという方については、やはりあえて違うものを検索したり、比較してみたり、そういった能動的な動きをする必要があると思っています」
