昼夜の寒暖差が育む 丹波篠山特産の黒大豆「丹波黒」 収穫と出荷が最盛期

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丹波篠山市では、特産の黒大豆「丹波黒」の収穫と出荷がピークを迎えています。

丹波篠山特産の「丹波黒」は、昼夜の寒暖差と粘土質の土壌、そして300年以上続く伝統栽培から生まれた「世界最大級」とも称される大粒の黒大豆で煮ても皮が破れにくく、ふっくらとした食感と甘み、コクが特長です。

収穫作業は茶色く熟した株を大型のはさみで刈り取り、畑で乾燥させたあと、専用の機械で豆をはじき出し、傷やしわがないか一粒ずつ丁寧に選別します。

丹波篠山市内では約2500ほどの農家が栽培を行っていて、2025年は夏の猛暑の影響が心配されましたが、秋以降の雨と冷え込みもあり、例年並みの約500トンの出荷が見込まれています。

生産者 赤井利也さん

「大きさ、甘み、コクは一級品だと思っています。正月のおせち料理やその他の料理でも、一年中通して味わっていただけたら」

「黒大豆」の収穫は、12月下旬まで続き、全国の百貨店やスーパーマーケットなどで販売されるということです。

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