世界遺産の姫路城で16日、1年の汚れを落とす恒例の大掃除が行われました。
2025年で50回目となるこの大掃除は、陸上自衛隊・姫路駐屯地が姫路市の依頼で実施する「姫路城クリーン作戦」の一環で毎年行っていて、約350人の隊員に加え、車両50両やボート13隻が動員されました。
隊員たちは命綱を着けて、大天守の屋根に登り、壁のほこりやクモの巣をほうきで払い落としたり、石垣の間に伸びた枝を取り除いたりと丁寧に掃除していました。
「姫路城は姫路市のシンボルでもあるので、清掃に関わることができ光栄に思います。白鷺城といわれる通り白く美しい城に、新年に向かって新しきれいな白鷺城をつくる」
姫路城は、「白鷺城」の名にふさわしい輝きを取り戻し、新年を迎えます。
