豊岡市で300年続く伝統工芸 麦わら細工の絵馬づくりが進む

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豊岡市城崎町では、伝統工芸の麦わら細工で新年の縁起物の絵馬づくりが進んでいます。

ダイナミックに大地を駆ける漆黒の馬。

豊岡市城崎町にあるかみや民芸店では、毎年この時期に、新年の縁起物として、麦わら細工を使った絵馬を制作しています。

麦わら細工は、ストロー状の大麦のわらを染めて広げ、板に貼り付けて模様や絵を描くもので約300年続く豊岡市城崎町の伝統工芸です。

独特の美しい光沢があり、角度によって微妙に色が変わるのが特徴で、2026年の干支に合わせ、黒くつややかな毛並みの馬がたてがみと尻尾をなびかせ勢いよく駆ける様子を描きました。

【かみや工芸店 神谷俊彰さん】

「エネルギーを持った年だと出ていたので手に取っていただく方々にも目標が達成できたりそんな年になればいいな」

麦わら細工の絵馬は、150枚ほど作られ、かみや民芸店で販売されるほか、電話やファックスでの注文も受け付けているということです。

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