丹波市の特産、丹波大納言小豆の収穫作業がピークを迎えています。

丹波地方で、およそ400年前から生産され朝廷や江戸幕府などにも献上された丹波大納言小豆。大粒で口当たりが良く、煮崩れしにくいのが特徴で、全国的なブランド品として知られています。

収穫は、11月下旬ごろから始まっていて、昔ながらの手作業で一株ずつ丁寧に刈り取っていきます。

その後、およそ1週間、畑の脇や作業小屋で乾燥させ水分を抜くことで、より深い赤色と艶が生まれます。

今シーズンは、9月10月と良い天気に恵まれ、出来は上々。およそ100トンの収穫を見込んでいるということです。

丹波大納言小豆の収穫は12月中旬まで続き、京都の和菓子店をはじめ、関西を中心に出荷されます。