中学校の部活動の地域移行を巡り、西宮市では野球部の受け皿を強化しようとプロ野球・阪神タイガースと連携した取り組みを行うことを発表しました。
西宮市役所で開かれた会見では、2026年9月から始まる市内の中学校の部活動の地域移行「プレみや」について、阪神タイガースが支援を行うことが発表されました。
西宮市によりますと、現在、中学校の軟式野球部として活動している17チームのうち、地域クラブ活動として現在申請しているチームは10チームと受け皿不足が課題になっています。
今回の支援は、市内3か所に新たな地域クラブを立ち上げるもので、前1軍打撃コーチの水口栄二さんが代表を務める団体が運営し、2026年9月からそれぞれ週4回のペースで活動を始めるということです。
また希望があればその他のクラブにも球団ＯＢ選手による巡回指導を年間10回程度、行うということです。
今後市民に対しては2026年1月に予定されている説明会などで詳しい内容を発信するとしています。
