正月のおせち料理に欠かせない、黒豆の歴史や文化をPRしようと、江戸幕府への黒豆献上を再現するイベントが丹波篠山市で行われました。
このイベントは、需要が高まる新年を前に、黒豆の歴史や文化をPRしようと、丹波篠山市や業者などでつくる実行委員会が企画しました。
丹波篠山産の黒豆「丹波黒」は、粒が大きく口当たりも良く、江戸幕府への献上品として重宝されていたことから徳川家康らが祭られている東京の「上野東照宮」に奉納されます。
道中は実行委員会のメンバーが背負子を担いで、公共交通機関を乗り継いで届けるということで、式典では旅の安全が祈願されました。
地元の園児たちに見送られながら出発した「丹波黒」は、12月12日に上野東照宮に奉納されます。
