プロ野球・元阪神タイガースのマット・マートンさんが、12月8日、兵庫県西宮市の関西学院大学で講演し、現役時代の思い出を語りました。
約350人の聴衆の拍手を受けて登壇したのは、元阪神タイガースのマット・マートンさんです。
マット・マートンさん
「日本の方からたくさんの愛を受けたので、その恩返しをしたい。」
2010年に阪神に入団したマートンさんは、入団1年目に当時のプロ野球史上最多となるシーズン214安打を記録。2015年まで6年間阪神の強力な助っ人として活躍しました。
現役引退後は、アメリカで指導者として活動する他、2018年の大阪北部地震やその後の台風で関西が甚大な被害を受けた際などには被災地支援のため度々日本を訪れました。
講演では、常に自身を支えてきたキリスト教の教えや阪神時代の思い出について語りました。
「疲れた日や調子が悪い日があってもファンのサポート・声援の力を得てプレーができた」
また、現役時代に苦手としていたピッチャーについて聞かれたマートンさんは、、、
「顔も見たくないほど苦手だったのは、元中日ドラゴンズの浅尾投手。真っ直ぐめっちゃ速いね。フォークボールちょっと見えない。」
現役時代と変わらぬユーモアあふれる話しぶりでファンを沸かせていました。お立ち台でお馴染みのフレーズも披露したマートンさん。今回の日本滞在中には、かつてのチームメイトとの交流なども楽しむということです。
