
姫路イーグレッツ(青のユニホーム)=ヴィクトリーナ・ウインク体育館= /写真提供 Wリーグ

姫路イーグレッツ (左)28仲谷礼菜、(右)21御子柴百香 /イーグレッツ提供

Wリーグ フューチャー 順位表
■Wリーグ フューチャー
○姫路イーグレッツ 69-54 新潟(11/29)
○姫路イーグレッツ 79-59 新潟(11/30)
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女子バスケットボール「Wリーグ」のフューチャー(2部)に所属する姫路イーグレッツは11月29・30日、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)で新潟アルビレックスBBラビッツと対戦し、連勝した。
■速攻で突き放す
29日の試合。
イーグレッツは1Q、得点10-13と新潟に先行されたが、仲谷礼菜(なかや・れな)と那須みらい(武庫川女子大出身)の連続3ポイントシュートで逆転した。
その後も、スティールやリバウンド獲得から速い攻めを展開してリードを広げ、今シーズン2勝目を挙げた。
リバウンドは計50本獲得し、新潟を圧倒した。
30日の試合。
前日の勢いのまま、1Qにルーキー・清川璃子(りこ)、仲谷、若林紅葉(くれは 武庫川女子大出身)のシュートで連続9得点して新潟を突き放し、最後は20点差を付けて大勝した。
リーグ得点ランキング4位の御子柴百香が正確なシュートでチームトップの27得点を挙げ、仲谷は2日間で3ポイントシュートを計7本決めた。
■リーグ参入4季目
イーグレッツはWリーグ参入後、初の連勝を果たし、通算成績を3勝9敗とした。
英語でシラサギを意味する「Egrets」をチーム名にして2013年に設立。
親会社はなく、地元のスポンサー企業などがチームを支えている。
22年にWリーグに参入したが、主力選手が移籍するなど、苦しい戦いが続いている。
Bリーグの西宮(現・神戸)ストークスや大阪エヴェッサを率いた天日謙作(てんにち・けんさく)氏が昨シーズンからヘッドコーチを務め、今シーズン新加入した清川が主力の働きを見せている。
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次戦は12月6・7の両日、ヴィクトリーナ・ウインク体育館で首位の日立ハイテク クーガーズと対戦する(両日とも14時開始)。
連勝バネに、波に乗りたい!
(浮田信明)