兵庫県議会の12月定例会が、2日に開会しました。
継続審議となっていた、県の私的情報漏えい問題を巡る知事給与の減額条例の修正案が提出されます。
2日午前11時に開会した県議会の12月定例会。
この中で継続審議となっていた、斎藤知事らの疑惑を告発した元県民局長の私的情報が漏えいした問題を受け、知事の給与減額幅を3か月間、30%から50%に引き上げる条例改正案について、減額理由に「情報が適切に管理されなかったことに対する責任を明確にする」と明記する修正案が提出されます。
この他、インターネット上の誹謗中傷や差別による人権侵害の防止に関する条例案も提出されます。
兵庫県 斎藤元彦知事
「再提出した改正条例では、減額措置の期間を定例会の時点に合わせて、令和8年1月から3月までの間に改めます。情報が適切に管理されなかったことに対する責任を明確にするため、知事と副知事の給与の減額措置を行う」
知事給与減額条例の修正案は会期中に総務常任委員会で審議され、12日の本会議で、採決される見通しです。
