年末の交通事故を減らそうと、兵庫県警と神戸の洋菓子メーカー「ユーハイム」が、コラボ商品を販売し、1日、交通安全を呼び掛けました。
この取り組みは、生田署と「ユーハイム」が共同で取り組んでいるもので、人気商品バウムクーヘンのパッケージには、クリスマスツリーの横に生田署のキャラクター「いくたん」が描かれ、自転車のヘルメット着用を呼び掛けています。
生田署の管内では、2025年10月末までに、252件の人身事故が発生していて、そのうち自転車が絡む事故が76件と、多くなっています。
このコラボ商品は、12月12日まで神戸市中央区のユーハイム本店で販売され、売り上げの一部は、交通事故で親を亡くした子どもの支援に充てられます。
ユーハイム営業部 澤栁花保グループ長
「12月なのでクリスマスを意識したデザインにして、真ん中にヘルメットを持った『いくたん』がいます。交通安全のことを意識して食べていただけたらと思います」
生田警察署 地域交通官 村田泰三警視
「年末気ぜわしい季節になりまして、薄暮の時間帯も長くなりますので、おいしいバウムクーヘンを食べていただいて、家族でゆっくり交通安全について語ってほしい」
また、店の前では警察官が啓発グッズやチラシを配り、買い物に訪れた人たちに交通安全を呼び掛けました。
