
神戸ストークス 12木村圭吾 /(c)B.LEAGUE

神戸ストークス 川辺泰三ヘッドコーチ /(c)B.LEAGUE

B2西地区 順位表
■B2 第10節
○神戸ストークス 99-80 横浜EX(11/28)
●神戸ストークス 94-96 横浜EX(11/29)
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12連勝中のB2西地区首位・神戸ストークスは11月28・29日、横浜武道館で横浜エクセレンスと連戦し、星を分けた。
28日の試合。
立ち上がり神戸ストークスは得点3-9と先行されたが、そこから木村圭吾の連続3ポイントシュートなどで連続12得点して逆転。
そのまま最後までリードを守り切り、連勝を「13」とした。
ストークスは木村の6本を筆頭に計16本の3ポイントシュートを決め(成功率42.1%)、今シーズンの最多得点。
また横浜EXとの体格差を生かして計49本のリバウンドを取り、2次攻撃で24得点したが、ターンオーバーからの失点も「24」を数えた。
試合後、川辺泰三ヘッドコーチは、
「アタックメンタルが弱くなった時間帯にターンオーバーが増えてしまい、そこからトランジション(攻守が切り替わること)で失点したのは課題です」と語った。
■3Qに暗転
29日の試合。
前日の勢いのままストークスは前半、9本の3ポイントシュートを決め、56-48と9点リードして後半へ折り返した。
しかし3Q、リーグ得点ランキング1位のトレイ・ボイドに3ポイントシュートを連発され、横浜EXに逆転を許した。
4Q、ストークスは最大9点差を付けられたが、試合残り47秒、ヨーリ・チャイルズのシュートで90-93と肉薄。
さらにリバウンドを取り、残り20秒でキャプテン寺園脩斗が同点をねらって3ポイントシュートを放ったが、惜しくも外れ、横浜EXに押し切られた。
川辺ヘッドコーチは、
「勝つことが当たり前になっていて、チームとして“もう一度いちから”ということを痛感させられた試合でした。
後半は自分たちのターンオーバーからトランジションに持っていかれ、ゲームプランの遂行も落ちてしまった。
相手ではなく、インテンシティ(集中)とエフォート(努力)を80分間続けられなかったことが一番の課題であると思っています」と語った。
■アウェイが続く
ストークスは1カ月半ぶりの黒星を喫し、連勝は「13」でストップしたが、17勝2敗でB2西地区首位を走っている。
次節(12/5、6)は4位ライジングゼファー福岡と戦う(福岡市民体育館)。
アウェイでの戦いが3週続くが、福岡戦のあとはジーライオンアリーナ神戸に戻り、12月10日(鹿児島戦)、14・15日(静岡戦)と、ホームで戦う。
(浮田信明)