阪神淡路大震災の被災者らがその記憶と教訓を若い世代に伝える宿泊研修が神戸市で行われています。
神戸市北区で開かれた「1.17伝承合宿」。
震災の記憶や教訓を若い世代に伝えようと、NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯りがおととしから実施しています。
ことしは、防災について学ぶ学生の他、地域でボランティア活動に励む人などおよそ40人が参加しました。
きょうは、防災を研究する神戸大学の室崎益輝名誉教授をはじめ、震災を経験した合わせて7人の講師を招きパネルディスカッションを実施。
「震災から30年を越え、次世代に残したいこと」をテーマに議論し、参加者たちは、記憶の伝承や次の災害に向けて自身がどのように役立てるのかを深く考えていました。
合宿はあすまで行われ、参加者たちはグループワークなどを通じて交流を深めます。
