
兵庫県警
兵庫県警の警察官2人が大麻を所持していたとして麻薬取締法違反の罪で起訴された事件で、県警は11月28日、男2人を懲戒免職処分にしたと発表しました。
懲戒免職となったのは明石署の巡査(24)と葺合署の巡査部長(42)で、2025年10月、自宅で大麻を所持していたなどとして、逮捕・起訴されました。
巡査から仕事の悩みについて相談を受けた巡査部長が、「楽になるぞ」と少なくとも1年半ほど前から大麻を譲っていたということです。
処分について、巡査は「大切な方を裏切ってしまって後悔するばかり」だと述べ、巡査部長は、「家族や同僚を思うと取り返しのつかないことをしたと毎日後悔している」と話しているということです。
このほか県警は、阪神方面の警察署長だった本部警務部門の男性警視(55)が2025年4月から8月ごろ、部下の職員7人に対し、大声で叱責したり無視したりするなどのパワハラ行為を行ったとして、男性警視を戒告処分にしたと発表しました。
県警は、これらの事案に対し、「職員への指導教養と職務倫理の涵養(かんよう)に努めること」や「ハラスメント防止に対する教養に取り組む」とコメントしています。