養殖ガキが大量死した問題を受け 相生市などが「相生かきまつり」中止を発表

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播磨灘で養殖ガキが大量死した問題を受け相生市は、2026年2月に予定していた「相生かきまつり」を中止すると発表しました。

毎年2月に開かれる「相生かきまつり」は、直売や屋台、バーベキューなど多彩な料理で濃厚な味が特徴の相生のカキを堪能できることから例年およそ2万人が訪れる恒例の人気イベントとなっています。

実行委員会によりますと、カキの生育不良により十分な供給量が確保できない状況で来年2月の開催の中止を決定したということです。

20年ほど続いてきた「相生かきまつり」でコロナ禍を除き生育不良による中止は初めてだということです。

瀬戸内海沿岸でカキの大量死の問題を巡っては、県内有数の産地、相生市でも例年にない不漁に見舞われていて生産者から不安の声が上がっています。

11月22日には自民党の国会議員らが相生市と並んで生産が盛んなたつの市の漁港を視察。

議員らは11月21日、木原官房長官に対し養殖業者への財政支援などを求める要望書を提出しています。

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