福祉施設で過ごすクリスマスを楽しんでもらおうと芦屋市で地元の洋菓子店でつくる団体が、一足早いクリスマスケーキの贈呈式を行いました。
芦屋市に本店を置くアンリ・シャルパンティエのクリスマスケーキ。
雪のような真っ白なクリームの上には、チョコレートのトナカイが立っています。
芦屋市では、市内の洋菓子店でつくる「ケーキの街芦屋」会がクリスマスを明るく楽しんでもらおうと、毎年この時期に高齢者や障害者施設にクリスマスケーキをプレゼントしています。
【芦屋市 高島崚輔市長】
「芦屋市にはサンタさんがいるんだなと。ケーキを囲むことによってみんなが笑顔になるのは世代を問わないと思う」
1991年に始まったこの取り組みは2025年で35年目を迎え、25日行われた贈呈式では、サンタに扮した芦屋市の高島市長から、甘い香りが漂うクリスマスケーキが直接手渡されました。
【特別養護老人ホーム エルホーム芦屋 河野雅弘施設長】
「高齢者の皆さんもケーキを見ると自然と笑顔になれる。楽しみにしてもらっているので毎年ありがたく思っています」
【アンリシャルパンティエ 蟻田剛穀会長】
「皆さんがケーキを中心に盛り上がっているという場面があるととてもうれしいい」
クリスマスケーキは12月11日と12日に芦屋市内20の施設にプレゼントされるということです。
