
神戸ストークス 8八村阿蓮 /(c)B.LEAGUE

3ポイントシュートを放つ 神戸ストークス 4寺園脩斗 /(c)B.LEAGUE

B2西地区 順位表
■10連勝同士が激突
<B2 第9節>
○神戸ストークス 84-65 愛媛(11/21)
○神戸ストークス 69-66 愛媛(11/22)
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B2西地区・首位の神戸ストークスは、2位の愛媛オレンジバイキングスとアウェイで対戦し、連勝した(松山市総合コミュニティセンター)。
21日の試合。
同じく10連勝中の愛媛に対し、ストークスは鮮やかな先制攻撃を見せた。
試合開始から、「インテンシティ(=プレーの強度、集中力)をチームが表現し」(川辺泰三ヘッドコーチ)、リバウンドを獲得して連続攻撃した一方、相手ボールを何度もスティールして攻撃権を奪うなど、愛媛を圧倒。
4本の3ポイントシュートのほか、寺園脩斗キャプテンのドライブシュート、八村阿蓮のダンクシュートなどで得点を重ね、1Q終了時で30-11と大量リードを奪った。
2Q以降もリードを保ち、愛媛の得点を60点台に抑えて大勝した。
■寺園が決勝シュート
前日から一転、両チームともディフェンスを強化し、ロースコアによるせめぎ合いが終盤まで続いた。
3Q終了時点で48-56と8点差を付けられていたストークスは、4Q開始から道原紀晃の3ポイントシュートなどで猛追。
八村の3ポイントシュートでいったんは58-56と逆転したが、愛媛に反撃され、再び63-66とリードを許した。
しかし試合残り2分6秒、寺園の3ポイントシュートで66-66の同点に追い付くと、残り48秒、再び寺園が狙いすまして3ポイントシュートを決め、これが決勝シュートとなった。
川辺ヘッドコーチは試合後、
「66失点という数字はリーグの中でもかなり低い方だと思うので、そういうところはチームとして40分間エフォート(=努力、尽力)した証だと思います」と語った。
■アウェイが続く
ストークスは12連勝。
開幕4連勝し、鹿児島に1敗したあと白星を12個並べ16勝1敗。
B2西地区首位を走っている。
次節(11/28、29 v/s横浜エクセレンス)、次々節(12/5、6 v/sライジングゼファー福岡)と、アウェイ戦が4試合続く。
本拠地・ジーライオンアリーナ神戸での次の試合は12月10日(水)の鹿児島戦。
(浮田信明)