海上保安庁が所有する測量船の中で最大で最新鋭の機器を搭載する「平洋」が神戸港に入港し、一般公開されました。

神戸港で一般公開されたのは、海上保安庁の大型測量船「平洋」です。

「平洋」は全長およそ103メートル、およそ4000トン。

海上保安庁が所有する測量船の中で最大です。

2021年に就役した「平洋」は日本の海洋権益を守るため主に日本海や東シナ海で海底地形調査などに従事している他、地震活動の原因解明に向けたデータ収集なども行っています。

1000メートル以上潜航し、自律航行することで海底地形データなどを取得できる「自律型潜水調査機器」などが公開され、親子連れらが、普段は見ることができない船内で写真を撮るなどして楽しんでいました。

「平洋」は11月25日に神戸港を離れ、太平洋沖で海洋調査実習を行う予定です。