朝来市の冬の味覚として知られる特産の「岩津ねぎ」の販売が11月21日に解禁されるのを前に収穫作業が始まりました。
朝来市の岩津地区が発祥の「岩津ねぎ」は、甘さと柔らかさが特徴で、江戸時代に生野銀山で働く人々の栄養源とするために栽培が始まったとされています。
朝来市の森下農園では、11月23日の解禁に向け出荷作業が進められています。
市内では、約200人の農家が約31ヘクタールの耕地で「岩津ねぎ」を栽培していて合わせて約200トンの出荷を見込んでいます。
夏に猛暑が続いた影響で生育がやや遅れ気味ですが、秋からは順調に育ち12月には、太く育ったねぎが店に並ぶ見込みです。
岩津ねぎは、23日から朝来市内の道の駅や直売所などで販売されます。
