全国的に流行が本格化しているインフルエンザですが、兵庫県内でも感染が拡大し患者数が今シーズン初めて警報レベルに達しました。
県が164の定点医療機関に実施した調査によりますと、11月10日から16日にかけて報告されたインフルエンザの患者数は6653人、1定点あたりでは40・57人と警報レベルの30人を大幅に上回りました。
この期間に報告された休校や学級閉鎖は481件に上っています。県の疾病対策課によりますと、警報レベルに達するのは去年より1カ月ほど早く、11月中に発表されるのは2009年以来16年ぶりだということです。
県や各自治体はホームページなどを通じて予防接種や手洗い、マスクの着用など感染対策の徹底を呼び掛けています。
