元阪神タイガース・横田慎太郎さんの生涯を描いた映画「栄光のバックホーム」の特別試写会が11月17日、兵庫県神戸市で行われました。

映画「栄光のバックホーム」は2013年のドラフト会議で阪神タイガースから2位指名を受けプロ野球への道に進んだ横田慎太郎さんが21歳の若さで脳腫瘍を発症してからの闘病生活や野球選手としての雄姿を描いた作品です。

上映前に行われたトークショーでは、元阪神タイガースの濱中治さんとサンテレビの湯浅明彦アナウンサーが登壇。

濱中さんはコーチとして横田選手と向き合ってきた思い出を振り返り、「とにかく真面目でまっすぐで野球が好きだとプレーを見ても分かる」と当時の印象を語りました。

濱中治さん

「このままずっとレギュラーとして何十年もやっていくと思っていたので病気だと知った時はびっくりした」

また、2019年の引退試合で視力の戻っていない横田さんによる渾身のバックホーム送球（奇跡のバックホーム）については…

濱中治さん

「フライだったら（病気の影響で）捕れてないワンバウンドで一番捕りやすい所にきたのも奇跡あの場面でセンター前にヒットがくることも奇跡」

湯浅アナウンサー

「ファンの皆さんに永遠に刻まれていく1シーンでしょうね」

映画「栄光のバックホーム」は11月28日から全国の映画館で上映されます。