
ヴィクトリーナ姫路 18カミーラ・ミンガルディ /(C)SV.LEAGUE

SVリーグ女子 順位表
■ようやく上尾に勝利
<SVリーグ女子 第5節>
●ヴィクトリーナ姫路 2-3 埼玉上尾(11/8)
○ヴィクトリーナ姫路 3-1 埼玉上尾(11/9)
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女子バレーボールの大同生命SVリーグ、2連敗中のヴィクトリーナ姫路は11月8・9日、埼玉上尾メディックスとアウェイで対戦し、星を分けた。
8日の試合。
セットカウント2-2で迎えた第5セット、ヴィクトリーナはサーブミスやスパイクミスでじわじわと埼玉上尾に差を付けられ、そのまま押し切られた(11-15)。
ミスによる失点が試合全体で「24」を数え、アヴィタル・セリンジャー監督は、
「ミスの差が結果に出たと思います。スパイクミスが16本と、埼玉上尾メディックスの6本に比べて10点分の差がありました」とコメントした。
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9日の試合。
ヴィクトリーナは、前日は出番が少なかった総得点チームトップのカミーラ・ミンガルディ(元イタリア代表)が先発した。
第1セット、得点18-18からカミーラの連続得点でリードを奪うと、さらに22-21からカミーラが3連続得点し、セットを先取した(25-21)。
このあと双方が1セットずつ奪い、迎えた第4セット、ヴィクトリーナは得点9-10から、野中瑠衣(日本代表)と宮部藍梨(日本代表)のスパイクで連続5得点して逆転。
終盤に21-20と1点差まで迫られたが、カミーラのバックアタックと伊藤麻緒のブロックで突き放し、最後は宮部がスパイクを決めて埼玉上尾を破った(25-21)。
ヴィクトリーナの連敗は「3」でストップ。
2020年シーズンから続いていた埼玉上尾戦の連敗も「10」で止めた。
■2位に浮上
ヴィクトリーナは10戦して7勝3敗。
同じ勝敗数のSAGA久光とKUROBEを「ポイント」で上回り、2位に浮上した。
次節(11/15・16)もアウェイでの戦いが続く。
13位の岡山シーガルズと山陽ふれあい公園総合体育館(岡山県赤磐市)で戦う。
(浮田信明)