阪神淡路大震災からの復興を願って始まったグラウンドゴルフの大会が、ことしも神戸市で開かれました。
12日、神戸市北区の「しあわせの村」で開かれた大会には、全国から集まったグラウンドゴルフの愛好者、約400人が参加しました。
この大会は、震災から復興する神戸の姿を伝えようと、1997年に始まりました。
グラウンドゴルフを通じて、全国のプレーヤーとの交流を深めています。
5人1組で24ホールを回り、会話を楽しみながら、時に真剣な表情でプレーする姿が見られました。
参加者
「楽しいのとコミュニケーションがとれるのと、ボールが入ったらうれしい」
神戸市グラウンド・ゴルフ協会 杉谷美和子会長
「高齢者の気持ちの復興が魅力的。親睦を深めて仲間の輪づくりをしていただいて、健康でいつまでも続く大会でありたい」
参加者たちは、和やかな雰囲気の中、スポーツを通じて復興への思いを胸に、交流の輪を広げていました。
