豊臣家に仕え尼崎を治めた戦国武将・建部氏の足跡をたどる特別展

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  • 豊臣秀吉が出したとされる朱印状

豊臣家に仕え、尼崎を治めた戦国武将・建部氏の足跡をたどる特別展が、兵庫県尼崎市の歴史博物館で開かれています。

豊臣秀吉が出したとされる朱印状。

秀吉にマツタケ200本が献上され、その礼状の宛名には尼崎を治めた武将、建部寿得の名が記されています。

建部氏は、代官として直轄領を治めたとされ特別展「豊臣期の尼崎と建部氏三代」では、秀吉からの書状などおよそ60点の史料を通して戦国時代の尼崎の姿を紐解いています。

展示には、当時の京都の町並みを描いた「洛中洛外図屏風」。

寿得の名が刻まれた仏教道具「鰐口」。

二代目・光重の名が刻まれた橋の装飾「擬宝珠」など、建部氏が寺社整備や土木工事など武力ではなく技術力で豊臣政権を支えた様子がうかがえます。

特別展は、尼崎市立歴史博物館で11月30日まで開かれています。

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