空気が乾燥し、火災が増えるこの時期。
明石市では7日、消防が市内の商店街を巡り、住民や店舗に防火を呼び掛けました。
商店街は、建物が密集するなどひとたび火災が発生すると被害が大きくなることから明石市消防局は、7日から「秋の火災予防運動期間」として防火指導を行っています。
明石市では2017年、大蔵中町の商店街で約30店舗が全焼するなどの大規模火災が発生。
さらに2025年3月には、明石銀座商店街で店舗など6軒、約300平方メートルが焼ける火災も起きています。
7日は、実際に火災があった現場で、住民らが消火器の使い方を確認。
また、商店街近くの和菓子店では、厨房から火が出たという想定で避難訓練が行われました。
従業員らは、逃げる手順や通報の方法などを消防士と一緒に確認していました。
明石市消防署 中崎分署 中本茂雄さん
「昔ながらの古い建物 建築構造的に火災が広がりやすい建物が多いこと密集地であることで火災が発生しやすい状況。火災があればすぐに避難、通報することを常に想定していただけたら」
明石市消防局では、市内を巡回するなど、地域と連携した防火対策を強化していきたいとしています。
