地震による停電を想定した訓練 ハイブリッド車から電源供給する災害協定活用

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災害で停電した際、信号機を速やかに復旧できるように警察や自動車販売業者などによる訓練が行われました。

神戸・ポートアイランドで行われた訓練には、神戸水上警察署の署員や兵庫三菱自動車販売の社員などが参加しました。

兵庫県警と兵庫三菱自動車販売は、災害時に停電が発生した場合にガソリンと電気で走るプラグインハイブリッド車から電力を供給し、電源を確保する協定を2021年に締結しています。

南海トラフ巨大地震が発生し、周辺が停電した想定で行われた訓練では、信号機が機能しない中、はじめに警察官が手信号で交通整理や避難誘導を行いました。

その後、警察からの要請を受け、駆け付けたプラグインハイブリッド車を活用して信号機に電力を供給し、交通インフラを復旧させるまでの手順を確認しました。

【神戸水上警察署 吉弘眞生警備課長】

「いかに早く復旧するかが課題になる。いち早く民間の方からご提供いただけるもの頂戴しながら復旧に向けて進めていく意義は大きい」

神戸水上警察署は、今後も訓練を重ね、連携強化を図っていきたいとしています。

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