兵庫県西宮市の西宮神社で、約40万冊の古本を集めた「古本まつり」が開かれています。

「えべっさん古本まつり」は、京都や大阪に比べて兵庫県に大規模な「古本市」がないことから、兵庫古書組合が中心となって2年前に始めたもので、今回3回目の開催です。

会場には県内の古書店を中心に20店舗が出店。

小説をはじめ、古い週刊誌や絵本、希少価値の高い本などおよそ40万冊が並びます。

また、3日は西宮市在住の芥川賞作家、松永K三蔵さんらによるトークショーも行われ、本の魅力について語り合いました。

松永K三蔵さん「(西宮で)こんな大規模な古本市は本当にありがたい。皆さん良い本を見つけてほしい。本に触れてもらう機会が増えるのはありがたい。新しく出た本も買ってみようかとなるのが一番良い」

「えべっさん古本まつり」は11月5日まで開かれます。（午前10時～午後5時まで、最終日は午後3時まで）