「従順ならざる唯一の日本人」三田市で白洲次郎没後40年企画展

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  • イギリス留学時代の愛車「ベントレー」

戦後の激動期に吉田茂元首相の側近として活躍した、白洲次郎の没後40年を記念した企画展が兵庫県三田市で開かれています。

イギリス留学時代の愛車「ベントレー」。白洲次郎が実際に運転していた車で、当時のナンバープレートがそのまま付いています。

三田市総合文化センター・郷の音ホールでは、三田藩に仕えた儒学者の家系に生まれ、終戦後に吉田茂元首相の側近として活躍した白洲次郎の没後40年を記念した企画展が開かれています。

白洲次郎は占領下の日本で、GHQに臆することなく意見を述べ「従順ならざる唯一の日本人」と恐れられたと伝わります。

会場には、サンフランシスコ平和条約受諾演説の原稿や、憲法改正要綱の他、「葬式無用、戒名不要」と書かれた白洲次郎の遺言書などの資料が展示されています。

三田市観光協会会長「戦後の日本を立て直すために最前線で活躍された偉人がこの三田のゆかりの人。今われわれ々が幸せに暮らしていられるのも先人の苦労があるからということを今の若い人にも知ってほしい」

この企画展は11月3日まで開かれています。

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