但馬牛の原産地として知られる兵庫県香美町で、子牛の品評会が開かれました。
但馬牛の原産地、香美町では生産農家の交流を通じた技術の向上を目的に、毎年前期と後期の2回、「子牛品評会」を開催しています。
10月30日は後期の部で、2025年3月1日から6月30日の間に生まれた子牛37頭が出品されました。
但馬牛は神戸牛を始めとするブランドビーフのルーツで、その高い品質は世界中で評価されています。
午前8時半から始まった品評会では、JA但馬の職員ら5人が体格や毛艶などを審査していきました。
審査の結果、優れた肉質の血統を持ち繁殖のために飼われる、種牛の部の最優秀賞にあたる一等賞一席には、上田伸也さんの「うえだ894(はちきゅうよん)」号が選ばれました。
