
神戸ストークス 13道原紀晃 (ジーライオンアリーナ神戸) /(c)B.LEAGUE

神戸ストークス (左から)4寺園脩斗、1ラウル・アルキンズ、(1人おいて)23ヨーリ・チャイルズ(ジーライオンアリーナ神戸)/(c)B.LEAGUE

B2西地区 順位表(第5節まで)
■一気に大差つける
<B2 第5節>
○神戸ストークス 87-67 熊本(10/25)
○神戸ストークス 74-68 熊本(10/26)
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B2西地区首位の神戸ストークスは10月25・26日、本拠地・ジーライオンアリーナ神戸に熊本ヴォルターズを迎えて連戦した。
25日の試合。
ストークス一筋14年目の道原紀晃が1Qに3ポイントシュート3本を決めるなど、ストークスが先行したが、3Q途中に49-49と同点に追い付かれた。
しかしここからラウル・アルキンズのドライブシュートや、キャプテン寺園脩斗の3ポイントシュートなどで再びリードを奪うと、56-52から連続17得点して一気に勝負を決めた。
アルキンズがチーム1の22得点を挙げ、道原も19得点と気を吐いた。
試合後、道原は6024人の観客に、
「チーム状況は万全ではなかったが、勝つことができて良かったです」と語った。
■2Qに逆転
26日の試合。
ストークスは1Qを17-19とリードされたが、2Qにヨーリ・チャイルズがバスケットカウントのフリースローを決め、22-22の同点に。
さらにチャイルズからゴール下のアイザック・バッツへのパスが通り、バッツが逆転のゴールを決めると、そのまま最後までストークスがリードを保った。
試合残り24秒で熊本に4点差まで迫られたが、残り16秒で寺園がフリースローを2本決めて突き放した。
寺園がチーム1の23得点を挙げ、アシストも5本決めた。
観客は7518人。
試合後、川辺泰三ヘッドコーチは、
「自分たちの集中力が切れた時間帯があり、ミスからの失点が多かった点はしっかり振り返る必要があります」
「この2連戦では、厳しい状況の中でもステップアップした選手が出てきており、収穫の多い週末になりました」とコメントした。
■外国籍3選手が持ち味
ストークスは開幕から4連勝。
1敗したあと再び連勝を「4」に伸ばし、B2西地区首位をキープしている。
チャイルズが、平均得点19.0(リーグ4位)、平均リバウンド13.0(リーグ1位)と好調。
ドライブで切り込むアルキンズ、ゴール下を支配するバッツとともに、3人の外国籍選手がそれぞれの持ち味を見せている。
次節(10/31、11/1)は3位のライジングゼファー福岡とアウェイで対戦する。
(浮田信明)