尼崎市で男性が連れ去られ暴行を受け死亡した事件で、遺体を運ぶ際に使用された車を隠したとして、29歳の暴力団関係者の男が逮捕されました。
証拠隠滅の疑いで逮捕されたのは、自営業で暴力団関係者の男(29)です。
この事件は、2025年6月、尼崎市大物町の路上で23歳の男性が無理やり車に乗せられ大阪府能勢町の民家などで暴行を受けるなどして死亡したもので、高知県内の山で男性の骨が見つかっていました。
警察によりますと男は、男性の遺体を運ぶ際に使用された車を大阪府内の自動車買取販売会社まで搬送させ、証拠の隠滅を図った疑いが持たれています。
男は海外に出国していましたが、帰国したところを関西空港で警察が逮捕していて、認否は明らかにされていません。
一連の事件を巡っては既に12人が逮捕されていて警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
