兵庫県警の警察官2人が、大麻を所持していたとして麻薬取締法違反の罪で起訴された事件を受け、県警の幹部が県議会の委員会で謝罪しました。
兵庫県警を巡っては10月、24歳の男性巡査と42歳の男性巡査部長が、自宅で大麻を所持したとして麻薬取締法違反の罪で逮捕・起訴されています。
23日、開かれた兵庫県議会の警察常任委員会で、県警の杉本直之首席監察官が事案について報告しました。
委員からは、「他の警察官への広がりはないか」「どこから入手したのか」などの質問が挙がり、杉本首席監察官は「他に知っていた者がいるかなど、全体の膿を出す覚悟で調査を進める」と答弁しました。
起訴された2人は明石署で同じ時期に勤務したことがあり、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された際、「自分で使用するために所持していた」と容疑を認めています。
