冬の訪れを前に神戸の六甲山にある小学校では、ストーブの火入れ式が行われました。
標高795メートルにある神戸市立六甲山小学校。
10月になると朝夕の冷え込みが強くなり、毎年、二十四節気の「霜降」に合わせてストーブの火入れ式を行っています。
児童らは、種火を作るため、「マイギリ式」と呼ばれる摩擦の力を使った昔ながらの火おこしに挑戦し、木の棒と板を懸命に擦り合わせました。
そして…開始からおよそ10分で見事、火おこしに成功しました。
その後、起こした火を玄関ホールにある石造りのストーブに移し、早速、手をかざして暖を取っていました。
この小学校では朝の気温が10度を下回る日にストーブをつけるということです。
