尼崎市のクリニックで院長を務めていた医師の男が5年前に女性患者に薬のようなものを投与して性的暴行を加えたとして、準強制性交の疑いで逮捕されました。
準強制性交の疑いで逮捕されたのは、神戸市東灘区の医師の男(63)です。
警察によりますと、医師は2020年11月に自身が経営する尼崎市の耳鼻咽喉科クリニック内で当時28歳の女性患者に薬のようなものを投与し、抵抗出来ない状態にさせて性的暴行を加えた疑いが持たれています。
男は2025年7月に、同じビルにある薬局に侵入し薬を盗んだ疑いで逮捕されていて、その後の捜査により、今回の事件が発覚しました。
調べに対し、男は「今は覚えていません」と容疑を否認しているということで、警察は余罪があるかどうかも含めて詳しく調べています。
