フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で造られる新酒のワイン「ボージョレ・ヌーボー」が10月22日午前、関西空港に到着し税関による検査が行われました。

世界で最も早い日本での解禁を前に22日午前、2025年に初出荷されるボージョレ・ヌーボー約3・25トンが関西空港に到着し、税関職員が品名や数量、個数を確認しました。

輸入・販売を行うサントリーによりますと、2025年は降水量が少なかったことで収穫量は例年の半分程になりましたが、一粒に甘みが凝縮されブラックベリーの香りにチェリーが加わった甘く濃いなめらかな味わいに仕上がったということです。

【サントリー　ワイン部　岡野三菜課長】

「豚肉料理に合うとよく言われているが日本料理だとトンカツに意外と合うと現地のフランス人とも確認している。食べ物のマリアージュだけでなくて時間をゆったりと過ごす。時間とのマリアージュを楽しんでいただけたら」

太陽に恵まれた当たり年と言われる2025年のボージョレ・ヌーボ―は、750ミリリットルのボトル、4000円前後で販売されるということで11月20日の午前0時に解禁されます。